歯茎が下がる原因
歯周病による歯茎の後退
歯周病は、歯の土台となる歯槽骨を溶かしてしまう病気です。歯槽骨が溶けて後退することによって、それを覆っていた歯茎も一緒に後退し、下がっていきます。歯周病は歯茎下がりの原因第1位と言われています。(
歯科ツール)
強すぎる歯磨きや歯ぎしり
歯のケアをしっかりするあまり、逆に歯茎を痛めてしまうこともあります。歯茎を強くブラッシングし過ぎると、ダメージを受けて、次第に歯茎が下がっていきます。硬すぎる歯ブラシにも要注意です。また、歯ぎしりが続くと歯の骨が後退して、同様に歯茎が下がっていきます。
歯を外に押し出す悪い歯並び
歯並びが悪く、歯が外側に押し出されるような力がかかる歯は、次第に歯茎が下がっていきます。八重歯をはじめ、乱杭歯で外側に出ているような歯なども、歯茎が後退していきます。(
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顎が小さく歯のスペースが狭い場合
歯並びが悪くなる一因として、顎の骨が小さく、歯が生えるスペースが狭いことが挙げられます。前述した八重歯や乱杭歯なども、歯のスペースがないことが原因となります。歯のスペースを確保するための抜歯をせず、無理に矯正した場合にも、次第に歯並びが乱れて、歯茎の後退に至ります。